ブドウ糖とインスリン

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ブドウ糖とインスリン

注意:同じ内容を表現違いで記載している場合があります

ブドウ糖とは

  • ブドウ糖は単糖のひとつで、これ以上分解できない大きさとなったもの。グルコース (glucose)、デキストロース (dextrose)と呼ばれることがあります。
  • 体内でブドウ糖は、食事として摂取した炭水化物(糖質)からつくられます。
    摂取された炭水化物は、体内の消化酵素によって細かく分解・消化され、最終的にブドウ糖となり腸で吸収され、血液によって全身の細胞に運ばれます。
  • ブドウ糖は生命活動に必要なエネルギー源。およそ60兆個あるといわれる全身の細胞で、ブドウ糖からエネルギーがつくられています。摂取した食物から作られるブドウ糖が足りない場合、タンパク質や脂質からブドウ糖をつくる仕組みが体には備わっています。
  • 脳ではブドウ糖が唯一のエネルギー源。しかも、脳にブドウ糖を貯蔵しておくことは困難なため、ブドウ糖を供給し続けなければなりません。脳の重さは体重の約2%程度ですが、脳のエネルギー消費は全体の約18%にもなります。ちなみに、最も消費しているのは体重の50%を占める骨格筋で、エネルギー全体の約70%を消費しています。(平常時)
  • ブドウ糖は、血液中には約0.1g含まれています。
炭水化物(糖質)の種類
種類 代表的なもの 含まれる食物例
単糖類 (1つの糖からなる単糖) ブドウ糖質
(グルコース)
果物、はちみつ
果糖
(フルクトース)
果物、果汁、
はちみつ
二糖類(単糖が2個結びついているもの )ショ糖(スクロース) 砂糖
麦芽糖(マルトース) 水あめなど
乳糖(ラクトース) 母乳、牛乳
オリゴ糖(単糖が3個〜20個程度結合したもの)フラクトオリゴ糖、
大豆オリゴ糖など
人工甘味料
多糖類(たくさんの単糖が結合したもの)デンプン 米などの穀類、芋類

ブドウ糖とインスリンの働き

  • 私達が食べた食物の中の炭水化物は、腸でブドウ糖として吸収され血液中に入いります。すると、瞬時にインスリンが分泌され、血液中のブドウ糖はインスリンの働きで、細胞に取り込まれ細胞のエネルギー源として使えるようになります。
  • また、肝臓、筋肉、脂肪組織では、余ったブドウ糖をグリコーゲンや中性脂肪のかたちで蓄えたり、また、戻したりしていますが、血中のブドウ糖の量が多くなりすぎインスリンの処理が追いつかなくなると、高血糖や高脂血症にはじまり、肥満や高血圧、糖尿病、さらには様々な心血管疾患に発展するリスクが高くなります。
  • 脳・運動時の筋肉・肝臓・腎臓(腎尿細管)・胃腸(の細胞)・赤血球でのブドウ糖の取り込みは、インスリンに依存しておらず、直接取り込む仕組みがあります。

インスリンは細胞にブドウ糖を取り込ませる唯一のホルモン

  • 骨格筋と脂肪組織でのブドウ糖の細胞への取り込みに働く
  • 肝臓でのグリコーゲン合成を促進、糖新生とグリコーゲン分解の双方を抑制する
  • 膵臓のα細胞で直接グルカゴンの産生を抑制する(血糖値を下げる)
  • 脳・運動時の筋肉・肝臓・腎臓(腎尿細管)・胃腸(の細胞)・赤血球では、インスリンは作用していない
  • 運動中、筋肉ではAMPキナーゼが活性化されることでブドウ糖が取り込まれる(インスリン非依存)。また、有酸素運動を行うとインスリンも働きやすくなる。(糖尿病治療に有効
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