糖尿病を加速する糖毒性

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血糖値

糖尿病を加速する糖毒性

注意:同じ内容を表現違いで記載している場合があります

糖毒性(Glucose toxicity)

軽度の高血糖、つまり血糖値がある程度高くなった状態では、インスリンの分泌もインスリンの効きも悪くなっていると考えられています。このため血糖値が上昇し易くなり、そのことがさらにインスリンの分泌と効きを悪くして、血糖値をさらに上昇させてしまう。 本格的な糖尿病の発症となり、さらなるインスリン分泌と作用の低下、血糖値の上昇という悪循環に陥っていく。

このような、インスリン分泌の低下とインスリン抵抗性の増悪を 糖毒性(Glucose toxicity)という。

この糖毒性が糖尿病の進行を加速させることになります。
血糖値が高くなると、インスリンの分泌もインスリンの効きも悪くなってしまうわけですが、幸いにも、この関係は可逆的に働く。血糖値を下げることで、悪循環を断ち切ることができます。

糖毒性の代表例:ペットボトル症候群

ペットボトル症候群とは、 スポーツドリンク、清涼飲料水などを大量に飲み続けることによっておこる急性の糖尿病のこと。糖分の代謝を促すインスリンの供給が間に合わなくなり、 高血糖状態になり糖尿病発症リスクが高まる状態のこと。次の段階はもちろん糖尿病。1992年に報告された疾患で、20代〜30代の若者に多く、医学的には清涼飲料水ケトーシスというようです。

血糖値上昇の結果、のどが渇くために更に飲んでしまうことで、ますます血糖値が上昇するという悪循環に陥る。症状は糖尿病の典型である口渇、多飲、多尿、体重減少などがあらわれる。ペットボトル症候群からの糖尿病の発症は早いといわれています。

冷たく冷えた飲み物の甘みは感じにくいもの。清涼飲料水は、0.1Lあたり10g程度の糖質を含むものも多く、1日に2L飲むとすれば、200gもの糖質を摂取することになる。
最近では、低カロリー甘味料を利用したものも人気ですが、日常では真水(に近いもの)、熱中症が気がかりならナトリウムやカリウムなどの電解質を含む程度のものにしたい。低カロリーと言っても、カロリーがあればその分、血糖値は上昇することを覚えておきましょう。