体内にある4つの脂肪

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ほんとなの?

血糖値

内臓脂肪は次のようなところに、脂肪が蓄積されます。
  • 内臓を覆っている大網(だいもう)と呼ばれる膜につきます。
  • 腸には腸そのものがズレないよう安定させるために腸間膜(ちょうかんまく)という膜があり、この膜全体にも内臓脂肪が付いてしまいます。
  • 腹膜直下や腎臓の周囲にも内臓脂肪が付きます。
  • 内臓脂肪の正体は、中性脂肪です。

体内にある4つの脂肪 内蔵脂肪って何でしょう?


体内にある4種類の脂肪

種類 説 明
 
脂肪酸(遊離脂肪酸) すぐにエネルギーとして利用できる形もの
中性脂肪 貯蔵エネルギーとして脂肪細胞に貯えられている
体内の脂肪の90%は中性脂肪
必要に応じて脂肪酸になりエネルギーとして使われる
トリグリセライドともいう
肝臓で合成される他、食物を通して体外か摂取される
中性脂肪からコレステロールがつくられ、全身に運ばれる
コレステロール 細胞膜の構成成分
ステロイドホルモン胆汁酸、ビタミンDの材料
80%が肝臓で合成される
リン脂質 細胞膜の構成成分で、疎水性物質の親和性を保たせる
  • 肉・魚・油脂などに多く含まれる脂質を食べると、小腸で脂肪酸やモノグリセライドという物質に分解されて吸収されます。
  • 最も普通に摂取する脂肪は中性脂肪(トリグリセライド)で、摂取している脂肪の95%を占めている。トリグリセライドは小腸で脂肪酸やモノグリセライドなどに分解されて吸収される。
  • 中性脂肪・コレステロール・リン脂質の3っは疎水性。血液で運ぶために、アポ蛋白と結合し「リポ蛋白」となります。
  • 高脂血症とは、血液中にコレステロールやリポ蛋白(中性脂肪)が過剰となっている状態。
  • 「リポ蛋白」には、カイロマイクロン ・超比重リポ蛋白(VLDL) ・低比重リポ蛋白(LDL) ・高比重リポ蛋白(HDL)があり、HDLを除いた3っのリポ蛋白は動脈硬化の促進に働きます。

言葉の意味

よく出てくる言葉の意味や使われ方を整理しておきます。

言葉 説 明
脂質 脂質とは三大栄養素の1つ。 脂質という言葉は栄養学で使われてきた言葉です。
栄養学では、糖質(炭水化物)・たんぱく質と対比して使われ、脂質はさらに、単純脂質、複合脂質、誘導脂質などに分類されています。栄養学では脂質=脂肪とされていることが多く、脂肪は固体と液体の両方を含む油脂のことを指します。化学では常温で固体の油脂、常温で液体の油脂は油(oil)としています。
脂肪 栄養学では脂質と言います。生物化学(生化学)などでは、脂肪という言葉が使われることが多い。このため、体内での脂質の働きを示す場合は「脂肪」となっていることが多い。
油脂 現在では、ほとんど使われませんが油脂=脂質です。
「脂」と書くと動物性のものを指し、「油」は植物性を指しています。
植物性の油が常温で液状であるため、「脂」は固形、「油」は液体となります。
※ 魚に多い不飽和脂肪酸は液体。動物性でも、これを「脂」とは書かない。
   
体脂肪 体脂肪とは体内のすべての脂肪のこと。
体内に存在する脂肪の約90%が中性脂肪ですが、「体脂肪計」で計測しているのは、このすべての脂肪です。男性25%以上、女性30%以上が肥満とされる場合もあります。関連ワード:体脂肪率(BMI)
内臓脂肪 腹部の内臓のまわりや肝臓、そして腸をささえる腸間膜に蓄積した脂肪のこと。
皮下脂肪 体の中ではなく、お尻や太もも・二の腕などの体の回りの皮膚のすぐ下に蓄積した脂肪のこと。

中性脂肪と関係の深い疾患

中性脂肪との関係が深い疾患。メタボリックシンドロームのメイントレンドです。

疾患名 説 明
狭心症・心筋梗塞 冠動脈が狭くなって血液の流れが悪くなり、場合によっては血流が一時的に途絶えることもある。 発作を起こすと胸に強い痛みが走り、突然死の原因の半数以上を占める危険な病気。
脳血管疾患(脳卒中) 血液中の中性脂肪の増え過ぎが原因で脳の動脈が硬化して起こる病気。 主に脳出血、脳血栓、脳梗塞などがある。
糖尿病 血中に溶けている糖が正常より多くなる事によって起こる全身病。 さまざまな合併症を引き起こすことでも知られており、特に中性脂肪(トリグリセライド)を増加させます。
脂肪肝 文字通り、肝臓に中性脂肪が貯まってしまう状態をいう。 具体的には肝臓の体積の3分の1以上蓄積される場合。 ひどいと肝硬変などの深刻な事態をまねく。
急性膵炎 30歳代以降の中年男性に多く見られる病気。 突然激しい痛みが上腹部を襲って、嘔吐を繰り返す。
痛風 足の親指のつけ根に突然激痛が襲い、歩くことすらできなくなる。 罹患率は90%以上が中年男性。 女性がかかりにくいのは、女性ホルモンの関係。
糖尿病、高血圧、自律神経の正常化にアンセリン
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